TOUR’09 『THE SHADOW IMPULSE』

題目:TOUR'09 『THE SHADOW IMPULSE』
出演:lynch.
場所:金沢AZ

あり得ないくらい行きたくなかったです。
まあ、ライブ直前のテンションの低さには定評のある私なので、その辺はスルー・ザ・ファイヤーでフレイムスな感じで。


ということで、ツアー初日の金沢AZへ行って参りました。今回は整理番号がなかなかよさ気だったので、3列目辺りにスタンバイ。
無限とも思える待ち時間を耐えて、手拍子SEが始まりまして。

まだそんなに盛り上がってない筈なのに、思いっきり押しが。
割り込み手法の可能性80%的な。


その瞬間、陰湿なバンギャル魂が点火☆
押しは嫌いじゃないんですけど、割り込まれるのは大嫌いです。


という訳で、すぐそこに葉月が居る状態で観てたんですけど、後ろで見た時とさして変わらなかったです。

細かい動きが見れただけ。
あとは迫力とかは特に感じなかったです。

でも、やっぱり上手くなったなぁーって。
歌唱力とかじゃなくて、フロントマンとして上手になったと思います。

曲調は名古屋のDIR EN GREYだけど、ステージ上に京さんの影を感じることはなかったし。

前に居たんで、演奏の荒さも解らなかったし。

あさぬのドラムも観察出来たし。

玲央さんの暑苦しい衣装と謎の髪色も見れたし。


まあ、いいライブだったと思います。

ステージの上は。


下に居た私は、割り込みヤーとの戦いでした。
ずっと後方左側からだけ押されてて、首にチョップされたり、膝で蹴られたり、物凄い勢いで横に押されたりされてました。
それから暫くしたら、今度は右側から無駄に激しい横押しと肘が武器の逆ダイも加わって、ちょっとウンザリ。
首チョップとか急所狙うのは止めて欲しいです。

で も 、 退 か な い 。

下手な割り込みじゃ私は動かないわよ!

ていうか、両サイドから押されたら反対に身動き取れないって。

別に後ろに下がってもいいんですけどね。
痛くない方法で変わって欲しいアピールされたり、私よりも身長が低くて見難そうだったらいくらでも変わります。

でも、奪い取られるのは嫌!
そんなの許さない!

deadmanで培った陰湿な気持ちと数多のライブで学んだテクニックでずっとベストポジションを確保し続けたんですが、流石に耐え切れなくなってADORE辺りでブチ切れそうになりました。

どこのどいつか知らないけど、ほんとマジでやり過ぎだから。

帰ってから着てた服見たら、左後方部にだけ毛玉が出来てました。
まだ二回しか着てないのに。

毛玉が出来るくらい私に擦れてるってどうよ?

どんだけlynch.っていうか、前が好きなの?
そのバイタリティー、ある意味ヤンデレっぽい。


病むくらい愛されてる葉月さん超カッケーッス。


病むくらい愛されてる葉月汁をかけられて、ちょっと欝になったり。
私、病むくらい愛してないから。


病むくらい愛してないけど、ライブ中にっこり微笑まれた系の勘違い乙!体験したり。
そんな妄想日記は王子の時だけでよかったのに!

でも、笑顔が怖かった。
目がギラギラしてて。


初めてドラムを叩くあさぬを肉眼で確認しました。
今まではスモークの向こう側か病むくらい愛されてる葉月さんの向こう側で見えなかったんです。

意外とシンプルなドラムセットと地味な叩き方にあさぬを感じました。


何かの曲の間奏入る時、ドラムにスポットが当たったんですが、その時「は〜い、あさぬおさーん!」みたいな動きで手をヽ(・∀・)←みたいにやりながら横にずれた病むくらい愛されてる葉月さんが素敵でした。

ライブ中節々に見せるダサさや奇奇怪怪さや滑稽さが堪らないです。

でも、「ステージにいる俺達を殺してみせろー!」っていうSATSUGAI的な煽りは嫌いです。


本編の最後はMemento Moriな曲で終わったんですけど、ステージから立ち去る病むくらい愛されてる葉月さんの背中にちょっとだけ眞呼さんを思い出してみたり。

ちょっと捻った定番みたいな終わり方だったけど、Memento Moriで〆るのはなかなかよかったと思います。


そんな感じの病むくらい愛されてるlynch.のライブでした。


今度はユニクロの安いTシャツで行きます。

RISKY GAME 2009「皐月TRAIANGLE.」

題目:RISKY GAME 2009「皐月TRAIANGLE.」
出演:heidi./lynch.
場所:金沢AZ

雨も降っていて正直行きたくなかったんですが、頑張って行ってきました。


やる気もなければ気力もない筈なのに、自棄に長い文章になりました。ごめんなさい。


heidi.
約1年振りのheidi.さんでした。

演奏を聴きながらこのパターンはドラムマニア的にこういう譜面だとか色々と妄想したので、あんまり覚えてないんですが適当に覚えてることを書いていきます。


1年前に受けた演奏面の衝撃は大分和らいだようにも感じましたが、ただ単に知らない曲だから気付かなかっただけかもしれません。

最初はちょっともたってたんですが、途中から感じなくなったので音響の所為かも。

何かの曲でお客さんに歌わせてたんですが、テンポが不安定でちょっとドキドキしました。
いや、他の曲の最中も私の不安を煽ることはちょっとあったんですが、一番不安を感じてるのはヴォーカルの人かもしれません。


あと、決めを失敗してたのが切なかったです。


それから、殆どの曲がワンパターンなのが気になりました。

結構いい構成なので嫌ではないんですが、連続して聴いてると「あれ?」って気分になってきます。
ただ、同じような曲展開なのに、同じような曲に聴こえないのが凄い所だと思います。


で、泡沫でまた素敵デスヴォイサーのあの人がコーラスをしてて。

それも途中からいきなり「ヴォイ!ヴォイ!」って聴こえ始めて、華麗に響く謎のデスボイスに思わず爆笑。


対バンにしては会場もそこそこの盛り上がりでしたし、きっとまだまだ伸びるバンドだと思いました。




lynch.
去年11月の戸惑いのワンマン以来のlnych.さん。

今回は激しい曲が多めのセットリストで、前回のような戸惑いもそんなになかったと思います。


初っ端から盛り上がる曲をぶつけてきたんですが、どうもバックが乱れてて。
何かトラブルがあったみたいでした。

とことん金沢に嫌われるバンドですね。



今日は後ろの方で観てたんですが、後ろに居た方がこのバンドの素晴らしさを感じられるような気がしました。


本当に立派なヴォーカリストになったと思います。


初めてlynch.を観た時は名古屋のDir en greyで、次も次も次もやっぱり名古屋のDir en greyで。

このまま名古屋のDir en greyとして頑張って行くのかと思ってたんですが、今日の葉月はlynch.の世界を表現する立派なフロントマンになったんじゃないかと。

煽り方は相変わらずだったけど、あれだけ詰まらないと感じていた聴かせ系の曲が胸に響くようになりました。


ただ歌うだけじゃない、誰かの心に侵食する力。

そんなものをやっと彼から感じることが出来たと思います。


葉月詰まんないって云ってた頃が懐かしいです。



アンコールでは、同期が壊れたお詫びにレアな曲をやると云ってレアソング発動。

ちなみに同期が壊れた原因はheidi.が盛り上げ過ぎた所為で、修理費はheidi.に請求するそうです。


耳に残ってた曲なので本当にレアなのか実感が湧かなかったんですが、張り切る最前付近と戸惑うお客さんを見てレアソングを確信。

あの戸惑いは件のワンマンライブを彷彿とさせるものでした。


「キャー!」って喜んだんだから、戸惑わずに頑張ろうよ。


まあ、そんな感じでいいライブだったんですが、最後の曲で一部だけモッシュしてるのを見てちょっとアレでした。
予期してないモッシュ程危ないものはないです。


うーん。あとは何かあったかな。

あ、玲央さんのニューヘアスタイルをウォッチする心算だったのに忘れてました。

切ないです。超切ないです。


あとは知りません。


終わります。



拾いものセットリスト↓

01.I'm sick,b'cuz luv u.
02.59.
03.melt
04.the whirl
05.prominence
06.Ambivalent Ideal
07.新曲
08.STARZ
09.新曲
10.enemy
11.Adore

EN
12.alien tune
13.dircord number
14.pulse_

stylish wave CIRCUIT’08 春の嵐

題目:stylish wave CIRCUIT’08 春の嵐
出演:lynch. / ガイズファミリー / heidi. / SuG / ν / TINC
場所:金沢AZ


春の嵐行ってきました。
本当の目的は、金沢AZ限定おさかなストラップを買うことだったんですが。


heidi.
初めて見ました。
音源は好きだったので凄くwktkしてたんですが、何だか少々期待外れでした。
残念です。

泡沫の「ハイッ!」をデスヴォイスが素敵な葉月がゲストコーラスしてたとブログに書いてあったんですが、残念ながら解りませんでした。

それ以上にモッシュってあれでいいんですか?
私の知ってるモッシュとなんか違います。
オバンギャな自分には理解出来んとです。


ν
途中で気持ち悪くなって場外へリタイヤ。
吐き気発動中の私を気遣ってくれたスタッフの方、ありがとうございます。
あなたの対応の早さは神の領域でした。


TINC
外で吐き気と戦ってました。


ガイズファミリー
外で故郷を懐かしむ気持ちと戦っていました。
楽屋からデスヴォイスで気合入れしている声が聞こえて何だかとっても怖かったです。


SuG
常連っぽいのが次lynch.だよーって云っていたのを聴いて、舞い戻ったらこの人たちでした。
「おめーちがうじゃねーかよッ!!」と思ったことはご内密に。

ヴォーカルが「後ろ!仏頂面すんなよ!」と云っていて複雑な気分になりました。
本命が他に居るお客のこともちょっとだけ考えてあげてみませんか?
みんな色々大変なんです。


lynch.
春なのに革ジャンな玲央さんがとても輝いていらっしゃいました。
久しぶりに見たlynch.は、客層が若干変わった感じがしました。
それ以上に葉月の煽り方がとっても上手になっていて、いいヴォーカルになったなぁと思いました。


内容は、暴れる系かつ懐古な曲満載のセットリストで、なかなか善かったです。
もう二度とヘドバンしないって決めてたのに、気が付いたら勝手に身体が動いてました。
それくらい楽しかったです。

新曲をやっていたんですが、曲の間に「手拍子しながら頭振りつつ前進」する葉月は、エンカウントした敵に石化の呪いをかける「何か」のようで、非常に奇怪でした。
PVの曲も耳に残る印象的な曲でよかったです。


そういえば、終盤。
虚空を眺めながらドラムを叩くあさぬを見ようと何気に視線を向けたら、スモークが。
スモークがあさぬを封印していました。

ヴォーイ!スモークであさぬが見えなーい!

気分はまさにRoaring In The Darkです。
あの白いモヤモヤの向こうに本当に彼が居るのかどうか、私の視力では判断出来ません。
眞呼さんは黒いモヤモヤの中から現れるらしいけど、あさぬは白いモヤモヤか……

そう。お客以上に、葉月の後ろがカオスでした。
本当にありがとうございます。

次は是非金沢でワンマンしてくださいませ。


そんな感じのスタイリッシュなウェィブでした。
もう対バンが多いライブには行きたくないです。
疲れました。

Sugar 3rd Anniversary Tour『 Brand new Sweet in 金沢 』

題目:Sugar 3rd Anniversary Tour『 Brand new Sweet in 金沢 』
出演:Sugar / emmuree / Sel'm / ウェンズデー
場所:金沢AZ


今日はSugar主催のライブへ行ってきました。


Sel'm
ウェスターン(゚∀゚)キタ――――!!
ギターの人がウェスタンでした。そのことにまず食いつきました。
それ以上のインパクトはなく、ぼーっと煽っているヴォーカルを見ていたら、何だかちょっとだけ彼の瞳から零れる哀愁が気になったので、ちょっとだけノッてみたりしてみたんですが、ドラムの人がレンコンシンバル(仮称)を装備していることに気付き、それ以降はレンコンシンバルヲッチしていました。

実は数年前に一度だけ見たことあったんですが、その時とは比べようもないくらい立派な姿になっていて、ちょっとだけしみじみしました。


emmuree
客電が消え、幕のまま演奏開始。
「抱き合いながら」で一気に幕が落ちまして。
白い幕にはポーズを決めた想さんが映ってたんですが、何だか余計に素敵でした。

幕が落ちた瞬間からお客を突き放す世界が展開されていました。
幕落ちの演出も相乗効果があったのか、初見のお客さんを置いてけぼりです。

みんなで空間を作りだすのではなく、構成された世界を覗き見るような感じで、そういうのが大好きな私には堪らない一時でした。

崩れ落ちたり立ち直ったり、何故か壁に寄りかかりながら歌うヴォーカルと、ステージ上で巻き起こっている全ての事象に対しさも無関心に装う楽器陣。
酔っ払いさながらに纏わり付くヴォーカルにも大きな反応を見せないベース(長髪)が気掛かりでした。髪の長さ的に。

本当に素敵なライブでした。
是非また観たいです。


ウェンズデー
何かよく解んないんですけど、凄かったです。

ヴォーカルがMCで「さっき楽屋で想さんが『水曜日だからウェンズデーの話をした』って云ってったんだけど、何話したの?」とワクワクな感じでお客さんに聞いたら笑いと共に「ナイス・ウェンズデー」と声が。
へ?(・∀・`)みたいな感じのヴォーカルが素敵でした。

で、「今日、emmureeさんのリハをガン見してたらCDを貰いました☆Sel'mさんからは昨日、Sugarさんからツアーの初日に貰いました。君たちと同じCDを持っている、云わば同志です。だから、ちょっとくらい回ってもいいじゃない?」

そんなMCと云うか煽りでお客を乗せようとする巧みな話術。

同志って。同じCD持ってる同志って。
その辺のバンドとはちょっと違う、ナイス・ウェンズデーでした。


Sugar
去年の8月以来のSugarでした。

思ったことは、ロッキー上手になったなぁーと。
去年は真剣にただ歌う姿が印象的だったんですが、今回のライブはとても楽しそうで、妖艶さや曲の感じなんかを表現する余裕みたいなものも出てきてて。
本当にいい感じになったと思いました。
大先生は相変わらずでした。
本当に相変わらずでした。

途中でマイクのコードが外れるというハプニングがあったんですが、頑張って対処するロッキーがちょっとだけ可愛かったです。
マイクのコードを思いっきり手首に巻きつけてました。

そんな感じでした。

思い出したら書き足していきます。


ライブ終了後、売り子共々emmureeの物販が華麗スルーされるような感じで閑古鳥が鳴いていて、反対にウェンズデーの物販は、物凄い勢いで売り子(多分Voさん)がセールストークをしていて、なかなか繁盛しているようでした。
微笑みを浮かべた麺に目を見ながら音源の説明されたら、大抵の若い子は落ちると思います。

膝を抱えて俯く物販のおっさんの姿は、とても哀愁デート。

そう、正に可哀想でした。

二〇〇四年 秋ツアー 騒乱秋興

題目:二〇〇四年 秋ツアー 騒乱秋興
出演:ムック
場所:金沢 EIGHT HALL

ムックでーす。


結局アルバムは二回ほどしかリピートせず、是空に至ってはどこかへ無くしてしまった私。

こんなんで大丈夫なのか? と思いつつ会場へ足を運び、列に収まり開場を待つ。その間に巨漢のピカチュウらしきものを目の端にとらえ、凹む。いいのか、任天堂。あれでいいのか?

開演まで凄く時間があって、隣に居た方と雑談。客電が落ちた瞬間に後ろの方から小太りがロケットの如く私たちのいたポジションに突っ込んできて最前を占拠。これでいいのか、ムック……

斜め前には巻き毛のオネエと横揺れするポニーテール、後ろには巨漢とピカチュウ、横にはロン毛で変な帽子被った奴……私は今、魔窟にいます。

もうさ、こんなこと云うのあれだけどさ。動かないんなら後ろへ行けよ。気持ち悪いオリジナルのフリをするなよ。演奏中に友達とふざけながら喋るなよ。押されたからってそっち見るなよ。その癖場所取る時だけはムッカーの本領発揮ですか?


痛いとか通り越して勘違いしてる奴がいると思いました。


バンドの方向性はヘヴィな方へ向かって行っているのに、ファンはこれか。これなのか?

はあ。ムック自体はよかったんじゃないかと。相変わらずフロントに魅力を見い出せませんでしたが、ミヤの凄さってのはちょっと肌に感じたかも。昔の曲も聴けたので、それはそれでよしかと。

D'espairsRay Conceptual Omeman Bloody marry Day

題目:D'espairsRay Conceptual Omeman Bloody marry Day
出演:D'espairsRay
場所:OSAKA MUSE

何でこんなに頻繁に大阪へ来ているんだろう。


そんな訳でD'espairsRayのワンマンです。新潟で初めて見てびびりしまくった癖に約一ヵ月後にワンマンに来る私の根性が間違っていると思います。

今日はBloody marry Dayでした。ブラッディ・メニー・ディではないです。初っ端は必然的にmarry of bloodでした。

センター最後尾に位置し、まったく動かない約二メートル先にいるノッポが邪魔で、まったく歪が見えず、顆粒は相変わらず大きくて、零も変わらずヘドバンしすぎだと思い、目が悪く司は本当にいるのか? 打ち込みなんじゃないのかと思いつつ、頑張ってきました。ちゃんとフリしましたよ。ヘドバンもしましたよ。棒立ちだった横の人もいつの間にか元気になってました。そんなD'espairsRay……すっげー面白かったです。聴きたいと思っていた曲が全部聴けました。MCも変わらず面白かったです。あの喋り方いいよな……本当にいいよな。

とりあえず、また行きたいと思いました。


印象に残っているMCムェモ

「今日はブラッディ・マリー・ディということで、衣装もゴシックっぽい感じにした。お前等もそれっぽい格好で……来てないな」

「タイム・テーブルに何故か『ブラッディ・メニー』と書いてある。しっかりしてくれ、舞台監督。これは舞台監督の演出なのかどうか知らないが、舞台監督に呪いあれ……ゴシック」

「皆ダンシングしてくれ。ノリ方の解らない奴は爪先立ちになってこう……膝を曲げるといい感じだ(御立ち台で実演)」

「昨日のイベントで俺は屈辱を味わった。アカペラで歌わされ……音程を外し……この曲でリベンジだ。闇に降る奇跡」

アンコールの時、ヨーロッパツアーのツアタイと今時珍しいであろうバンド名がデカデカと書かれた物販のタオル(赤色)を見せて
「今時バンド名の入ったタオルなんて珍しいので、是非買え……何て書いてあるかというと……上はD'espairsRay……下は……で、で、でもにょもにょもにょ……意味は虫けらにも快楽は与えられるだ」


ツアタイくらいは読めるようになって欲しい今日この頃でした。

TOUR 03 OVER THE VULGAR SHUDDER

題目:TOUR 03 OVER THE VULGAR SHUDDER
出演:Dir en grey
場所:長野県県民文化会館 中ホール


9月24日にDir en greyのライブを見に一泊二日電車の旅で長野県まで行ってきました。
忌々しいことに雨降りでした。
これはライヴをやる当人たちの悪行の所為か、お客の悪行の所為なのか私には解りませんが、限定サイトで敏弥はオマエ等の所為だ!って云ってました。
もっと忌々しいことに前日夢の中で、ライブを見た後に必死に「シャラクに会いに行けばよかった! シャラクに会いに行けばよかった!」と連呼していました。
私は、多分莫迦です。

直江津から長野へ向かうにつれ山奥へ進んでいるような気がして、ちょっと嫌でした。
長野は寒かったです。そして、遠かったです。ついでにホテルも遠かったです。
ホテルでチェックインした後にパン食べてギリギリまで寝てました。それから化粧してタクシー拾って会場へ。
真っ暗。雨も降ってるしダブ屋もいっぱい。そして、虜もいっぱい。

わぁい★ ムックよりは怖くないぞ。

実際ムッカーよりは怖くありませんでしたが、もしかしたら慣れただけかもしれませんし、痛い痛いと騒がれてるのであまりショックがなかっただけなのかもしれません。
でも、小太りは少なかったです。
席は二階席の通路側。
意外とステージが見やすかったです。でも、隣はきゃあきゃあ煩い女の子でした。
「どうしよう。どうしよう。デルが出てきたらどうしよう」と云ってましたが、出て来なかったら困ります。
反対側が男ばかり。
何だかなァ…また異世界に迷い込んじゃったのかなァと妄想してたらいつの間にか始まりました。
チビでもちゃんとステージ全体が見える! 双眼鏡なくても見える! もみくちゃにされない!
それがホールのいいところ。でも、隣に自分の領土を侵犯され、段々と通路へはみ出す私の身体。
腕振り上げるふりして殴りたくなりましたが、小心者なのでそんなことはしません。出来ません。


曲はアルバムの曲中心でした。
曲を覚えていないので、よく解らないながらも必死でノリました。
まわりは必死な奴と呆然としてる奴と諦めてる奴が居ました。前の女の子は直立不動で一切動かない上にいつの間にか椅子に座ってました。

何か一体感がないです。やっぱスタンディングの方が楽しいって云ったら楽しいかも。
しかしながら、アンコールに至ってはすっげー盛り上がっていました。最初とはえらい違いでした。まあ、見に来てる全員が全員ディル大好きって訳でもなさそうだし、そんなもんなのかな。
何にしてもアンコール長すぎ。私はアンコールを云いに長野まで来たのかと思えるくらい長い。そして、云ってない奴多過ぎ。


何の曲か忘れましたが全員が心夜の方を向いてヘドバンしてて、まるで狂信的に心夜を崇拝してるように見えて笑いそうになりました。