Sugar 3rd Anniversary Tour『 Brand new Sweet in 金沢 』

題目:Sugar 3rd Anniversary Tour『 Brand new Sweet in 金沢 』
出演:Sugar / emmuree / Sel'm / ウェンズデー
場所:金沢AZ


今日はSugar主催のライブへ行ってきました。


Sel'm
ウェスターン(゚∀゚)キタ――――!!
ギターの人がウェスタンでした。そのことにまず食いつきました。
それ以上のインパクトはなく、ぼーっと煽っているヴォーカルを見ていたら、何だかちょっとだけ彼の瞳から零れる哀愁が気になったので、ちょっとだけノッてみたりしてみたんですが、ドラムの人がレンコンシンバル(仮称)を装備していることに気付き、それ以降はレンコンシンバルヲッチしていました。

実は数年前に一度だけ見たことあったんですが、その時とは比べようもないくらい立派な姿になっていて、ちょっとだけしみじみしました。


emmuree
客電が消え、幕のまま演奏開始。
「抱き合いながら」で一気に幕が落ちまして。
白い幕にはポーズを決めた想さんが映ってたんですが、何だか余計に素敵でした。

幕が落ちた瞬間からお客を突き放す世界が展開されていました。
幕落ちの演出も相乗効果があったのか、初見のお客さんを置いてけぼりです。

みんなで空間を作りだすのではなく、構成された世界を覗き見るような感じで、そういうのが大好きな私には堪らない一時でした。

崩れ落ちたり立ち直ったり、何故か壁に寄りかかりながら歌うヴォーカルと、ステージ上で巻き起こっている全ての事象に対しさも無関心に装う楽器陣。
酔っ払いさながらに纏わり付くヴォーカルにも大きな反応を見せないベース(長髪)が気掛かりでした。髪の長さ的に。

本当に素敵なライブでした。
是非また観たいです。


ウェンズデー
何かよく解んないんですけど、凄かったです。

ヴォーカルがMCで「さっき楽屋で想さんが『水曜日だからウェンズデーの話をした』って云ってったんだけど、何話したの?」とワクワクな感じでお客さんに聞いたら笑いと共に「ナイス・ウェンズデー」と声が。
へ?(・∀・`)みたいな感じのヴォーカルが素敵でした。

で、「今日、emmureeさんのリハをガン見してたらCDを貰いました☆Sel'mさんからは昨日、Sugarさんからツアーの初日に貰いました。君たちと同じCDを持っている、云わば同志です。だから、ちょっとくらい回ってもいいじゃない?」

そんなMCと云うか煽りでお客を乗せようとする巧みな話術。

同志って。同じCD持ってる同志って。
その辺のバンドとはちょっと違う、ナイス・ウェンズデーでした。


Sugar
去年の8月以来のSugarでした。

思ったことは、ロッキー上手になったなぁーと。
去年は真剣にただ歌う姿が印象的だったんですが、今回のライブはとても楽しそうで、妖艶さや曲の感じなんかを表現する余裕みたいなものも出てきてて。
本当にいい感じになったと思いました。
大先生は相変わらずでした。
本当に相変わらずでした。

途中でマイクのコードが外れるというハプニングがあったんですが、頑張って対処するロッキーがちょっとだけ可愛かったです。
マイクのコードを思いっきり手首に巻きつけてました。

そんな感じでした。

思い出したら書き足していきます。


ライブ終了後、売り子共々emmureeの物販が華麗スルーされるような感じで閑古鳥が鳴いていて、反対にウェンズデーの物販は、物凄い勢いで売り子(多分Voさん)がセールストークをしていて、なかなか繁盛しているようでした。
微笑みを浮かべた麺に目を見ながら音源の説明されたら、大抵の若い子は落ちると思います。

膝を抱えて俯く物販のおっさんの姿は、とても哀愁デート。

そう、正に可哀想でした。